2023年になりました。
昨日=大晦日も平常運転で校正三昧の1日でした。
鬼のように攻めてくる編者に「もう、これくらいで終わりにしましょう」と言いたくなるのをグッとこらえて、とりあえず、テレビも見ず、夕飯もそこそこにデスクに向かって2022年が終わりました。
振り返って、思い出された昨年の出来事。
春
上海フランス租界の国際シンポジウム、オンライン開催。数日前に寝込んでしまい、当日は発熱しつつのヘロヘロ状態。けれどもこのシンポジウムが元になり、出版企画が始動。
そして、ついにシャルル・グロボワ (上海仏租界のキーパーソン)の遺族と遺品発見の大ニュース!
ありがたや!
初夏
「送別の餃子」の関連企画で恵文社一乗寺店で青木真兵さんとトークイベント、配信もされ、そこからまた新たな出会いが。会場に来てくださった若手のYさんとの編著企画が始動。
ありがたや!
夏
恒例となった白老の夏。ポロト湖の早朝散歩と静かな執筆生活。到着時はヨタヨタしていたのが少し、元気になって大阪に戻る。
ありがたや!。
依頼があったB社の英語論集に「日本の洋楽受容の100年」を書く仕事で夏休みは終わった。
秋
対面授業、週8コマ開始。8種類の授業の準備と90分授業に疲労困憊。加えて春からとある学内業務が加わり、週末はほとんど寝込んでいたような。
冬
新出版企画の一環でインタビューやその書き起こしが始まる。
絶対おもしろい本になる、と確信。
ありがたや!
12月、東京藝大の集中講義、少数精鋭の受講生に目下の研究テーマについてオンラインで講義。話すことで頭の中の整理ができた。
ありがたや!
思い出されるのはありがたかったことばかり。悲しいこと、辛いこともたくさんあったけれど、10年ぶりに息子が戻って来て毎日、会社に元気に通っていることや、娘のイラストで出版した「送別の餃子」が第55回造本装幀コンクールで受賞したことなど、ありがたいこともたくさんありました。
今年は、自分自身がハッピーであることで周囲をハッピーにできるように、と思っています(絶対、できないけれど一応、言ってみる)。