柳沢英輔さんの講演を聴かせていただきました。ちなみに柳沢さんの単著第一号は私の「送別の餃子」と同じ灯光舎から刊行されています。版元を同じくする本の
姉弟関係!
この日は一般向けの会とはいえ、内容ぎっしり、今年3月の調査の記録CD-Rもちゃっかり購入しました。
ハッとしたのは、録音作業をする限り当然のことですが、ご自身はヘッドフォン越しに現地のゴングの音を聴いておられるということ。そしてヘッドフォンの外の音と二種類を同時に聴取しているが、それがとても好きだとおっしゃったことです。
昨今の芸能や音楽の
民族誌は映像も音も
QRコードで手軽に視聴できるのですが、だからこそ豊かなテキストで
インパクトが強い映像、音響を丁寧に説明する必要がありますね。
柳沢さんはすでに映像と音響の記録と並行して、ゴングの製作や調律については名人に弟子入りして調律の技法をマスターされつつあるので今後のお仕事がとても楽しみです。
(会場でばったり旧知の方に。今は千里
文化財団のスタッフで「送別の餃子」が売れています!とお世辞をおっしゃったので、階下の
ミュージアムショップに確認しに行くと、<食の本のコーナー>に置いてありました(泣))