ようこそ井口淳子研究室へ(NEW)

民族音楽学、音楽学研究者。近刊は「送別の餃子:中国都市と農村肖像画」jiguchi@daion.ac.jp

<音楽史のエッセンス>映像教材13本公開しました

3年間の科研費研究、この3月で終了です。

にわかにスピードアップした映像編集作業、昨日から5本を公開いたしました!

ぜひご覧いただければと思います。ルネサンスからロマン派にかけての鍵盤音楽作品です。(演奏はチェンバロ:京谷政樹さん、ピアノ:水谷友彦さん)

加えて、今朝は野村誠さんの民族音楽体験講座も2本、公開しました。

わずか一年前の撮影なのに、何だかとても懐かしく、あの時の学生はもう3月には卒業か、とため息が。

 

https://www.youtube.com/@user-ul3gv8ny1g

 

大学授業や小中高の学校で、音楽の時間に能動的な体験を増やしたいと考えたことがこの科研共同研究のきっかけでした。

毎年、教育実習校にご挨拶に伺い、授業も見せていただきますが、日常生活で触れている音楽と教室の音楽にすごく距離があるって思われませんか?

そしてまず楽譜ありきという授業に違和感を覚えていました。

そこで、楽譜なしの民族音楽を教室で体験するのはどうかな、と考え始めたのです。

といっても、大学の音楽史といえば西洋音楽史ですね。そこで共同研究者として同僚の能登原由美、三島郁、久保田テツの三氏に加わっていただきました。

企画から出演者との交渉、本番撮影、映像編集と1本(およそ30分)の映像にも多くの協力者の膨大なエネルギーが詰まっています。それでいてできあがった映像はコンパクトでわかりやすく、サウンドロゴ(久保田テツ制作)にもご注目ください!

昨日は能登原さん企画のチェンバロとピアノの映像5本を公開、今朝は私が企画、野村誠さんご出演の民族音楽の映像を公開いたしました。

これまでの能、狂言(清水寛二さんと奥津健太郎さん)、そしてリコーダー(織田優子さん)に続いて13本が公開されています。

 

この映像をもとに自由なアレンジで教室に自由な音楽づくりの輪が広がりますように!!

13本の中の一つですが。

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