順序が逆ですが、10月8日に賑やかな一行が来宅。
阪大で学会大会があり、北海道大学からそのためにやってきた助手の熊征さん(今年3月に北大の連環画展示をスタッフとして切り盛りされ、私も案内をしていただいた)を我が家にお誘いしたところ、同行していた大学院生の3人も一緒に、という展開になりました。
4人の出身地が、遼寧省、陝西省、江西省、広東省とバラバラで、それだけに地方色が出てとても愉快な一夜に。
まず、皆さんで水餃子を作ってくださったのですが、北方の遼寧省出身者がやはり上手で、広東省は作ったことがないので、ただ見ているだけ、という北方と南方の違いが歴然。
また、陝西省の院生の祖父母はなんと、下沈式のヤオトンに住んでおられたとのことで、興味深い地面を深く掘り込むヤオトンの生活について伺うことができました。
彼女たちは日本語も流暢で、とても優秀、でも大学卒業後の就職は極めて厳しく、仕事を持たずに中国で暮らすのはとても圧力が強くて辛いという悩みも聞くことになりました。
日中のお笑い芸人の話や、ゲームやアニメの話題になると我が家の豚児も加わり、サブカルチャーは脱国境、すぐに打ち解けられるのは羨ましい限り。
北海道に無事に帰られた熊征さんは翌週、私が白老にいる最中に国立アイヌ民族博物館を来訪されました。その時はシンポジウムでお会いできなかったのですが、時折届くアプリ通信ににっこり、ほっこりしています。