郷里の商店街が少しずつ変化しています。
シャッター街だったのが、趣ある大正時代の建物がリニューアルされ、レストランや書店に生まれ変わっているのです。
書店は元は鍛冶屋さん→金物屋さんで、今年春に書店と角打ちに生まれ変わりました。
鍛治六という屋号もそのままに、古い木材を生かして、素敵な空間に。
書店はシェア型の棚子を集める方式なので、早速、申し込みました。
自宅にある古本や重複本、自著を段ボール箱に詰めて「口ひげ文庫」として宅配で送りました。灯光舎の美しい装丁の本も同封しました。
ゴールデンウィーク、帰省した折に早速、訪問しました。
想像以上にすばらしい空間で、地下の角打ちにはひんやりした空気が漂い、全国から集められた銘酒が揃っています(実際、一本買ってみたところ、本当に美味しいお酒でした)。
一階の書店、2階の和室も居心地がよく、まったりと昼寝ができそう。
結局、帰省中にほぼ毎日、通いました。
書店の棚主になると、本の売り方とか書店主の気持ちとかこれまで考えなかったことを考えるようになります。
例えば、なかなか売れそうにない大型本を置くことは、数年分の棚貸し料を必要とします。配架することは無料ではないのです。
ともかく、一見の価値があるお店です。
同じ商店街に旧網干銀行や、旧家をリニューアルしたRECORDという雑貨店も必見です!!